カーネリアン 〜 Carnelian
英名 Carnelian
和名 紅玉髄(こうぎょくずい)
主な産地 スコットランド・ブラジル・インド
・米国ワシントン州など
成分 SiO2
結晶系 六方晶系 / 三方晶系
光沢 脂肪光沢〜無艶
モース硬度 7.0 比重 2.7
色 赤・橙
分類 珪酸塩 / テクト珪酸塩(珪酸鉱物)
血赤色〜橙赤色で半透明な玉髄(ぎょくずい)をカーネリアンと呼びます。
カーネリアンの中で、特に縞模様が顕著なものはカーネリアンアゲート(メノウ)になります。
カーネリアンと瑪瑙(メノウ)は、共に玉髄(カルセドニー)の仲間になります。
カーネリアンの名前の由来は、ラテン語で『carne(肉)』または『cor(心臓)』に由来するとも言われています。
カーネリアンは古い時代から、護符(お守り)として重要視されてきたようで、古代メソポタミアやエジプトの遺跡からも数多く発掘されています。
カーネリアンのキーワード 〜 Carnelian Keyword's
- 不幸を追い払う(幸運を招く)
- 深い友情
- 勝利に導く
- 積極的になる
- 怒りを静める(冷静に考えられる)
- 病気になるのを防ぐ(健康)
- 健康運の向上
カーネリアンの物語 〜 Carnelian's Story
言い伝えでは、『死者を守護して冥界の扉を開く石』と言われています。
エジプトのツタンカーメン王の身体に取り付けられていた護符にもカーネリアンが多く用いられていたようです。
またナポレオン1世も、エジプトで手に入れたカーネリアンの八角形の印章を、終生離さず持っていたようです。フランス革命軍砲兵仕官からフランス皇帝にまで登りつめたのは、カーネリアンのパワーだったのかもしれません。このカーネリアンの印章は、『お守り』としてナポレオンの子供たちに代々引き継がれたと伝わっています。
カーネリアンの名前の由来はラテン語で『carne(肉)』または『cor(心臓)』に由来するとも言われています。伝説は定かではありませんが、名前の由来からも『身体の一部・大事な物』とされてきたことは、間違いありません。
カーネリアンの浄化方法 〜 Carnelian's Purifying method
水・月光浴・クラスターや水晶チップ・セージでの浄化が適しています。
紫外線にあまり強くないので日光浴は極力避けてください。
(普段身に付けて外出する程度の太陽光・紫外線は問題ありません)
また水での浄化は、原石のみ適します。ブレスレットやストラップなどのアクセサリーになっている物につきましては、ワイヤーやゴム、その他のパーツの劣化につながりますので、オススメいたしません。