コーラル(珊瑚) 〜 Carnelian 7月の誕生石
英名 Coral
和名 珊瑚(サンゴ)
主な産地 日本・マレーシア・地中海など
成分 炭酸カルシウム・コンキリオン
結晶系 三方晶系 / 斜方晶系 / 非晶質
光沢 無艶 〜 ガラス光沢
モース硬度 3.5 比重 2.6〜2.7
色 赤・ピンク・黒・青・金色
分類 有機物および炭酸塩
コーラル(珊瑚)は3月の誕生石です。
コーラル(珊瑚)は海に生息するサンゴ虫の骨格です。
元来はコーラル(珊瑚)と呼ばれたのは宝石として使われるサンゴのことです。
通常の鉱物と異なり、コーラルは『生体鉱物』の分類になります。パール(真珠)も生体鉱物です。
コーラル(珊瑚)は古くから『女性のお守り』として、子宝や安産を授かるとも言われており、
婚礼の贈り物として重宝されています。
また、薬にも使われており焼いて粉にした物を水に入れて飲むと、腹痛・膀胱疾患・結石に効果があるといわれています。
コーラル(珊瑚)のキーワード 〜 Coral Keyword's
- 子宝に恵まれる
- 安産を授かる
- 良縁をもたらす
- 魔除け
- 幸福
- 長寿
- 知恵
コーラル(珊瑚)の物語 〜 Coral's Story
西洋でも東洋でもコーラル(珊瑚)にまつわるお話は、数多く残されています。
ギリシャの伝説によると、ペルゼウスがメデューサの首をはねた時に流れ落ちた血から珊瑚ができたとされています。サンゴは悪意から身を守ってくれるものと信じられ、魔除けとして身に付けられていた。
日本でもかぐや姫でおなじみの『竹取物語』の中に出てくる『蓬莱の玉の枝』は珊瑚の事ではないかと言われています。また仏教では、極楽浄土を飾る七宝の1つとされています。それだけ珍しく貴重であったとのことです。
スコットランドでは「少女に美と繁栄をもたらす」と伝えられています。
コーラルの浄化方法 〜 Coral's Purifying method
月光浴・ホワイトセージ・クラスターやチップでの浄化が適しています。コーラルは熱にあまり強くないので、日光浴は避けた方が良いでしょう。