ラピスラズリ 〜 Lapis lazuli 9・12月の誕生石
英名 Lapis lazuli
和名 瑠璃(るり)・青金石(せいきんせき)
主な産地 アフガニスタン・チリ・アメリカ・
アルゼンチン・イタリア・ロシア(タジキスタン)
成分 (Na,Ca)7-8(Al,Si)12(O,S)24[(SO4),Cl2,(OH)2]
結晶系 等軸晶系
光沢 無艶〜ガラス光沢
モース硬度 5.0〜5.5 比重 2.4
色 群青色、瑠璃色(鮮やかな青色)
分類 珪酸塩 / テクト珪酸塩
ラピスラズリは9・12月の誕生石です。
ラピスラズリは、深い群青色(ぐんじょういろ)が綺麗なパワーストーンです。
金色の斑点は、黄鉄鉱(パイライト)が含まれているためです。黄鉄鉱が入っていないラピスラズリも
存在します。
ラピスラズリは、人類が利用してきた最古の石のひとつで、紀元前数千年とういう時代から
古代エジプトやバビロニアでの装飾品、護符などに利用されてきました。主要な産地はアフガニスタンで、古代にはそこからエジプトにやバビロニアに運ばれていました。おなじみの『シルクロード』は、その地方では『ラピスロード』と呼ばれていたそうです。
ラピスラズリの名前の由来は、ペルシャ語の『lazhuward(青を意味する)』または
アラブ語の『lazaward(天あるいは空を意味する)』に由来しています。
ラピスラズリのパワーストーンとしての性質は、沈んだ気持ちを晴れやかにし、憂鬱を追い払う効果があるといわれています。また古くは「邪悪な目」から身を守ってくれると信じられていました。
今日でも『魔除けのパワーストーン』とされています。
ラピスラズリのキーワード 〜 Lapis lazuli Keyword's
- 魔除け
- ストレスの解消
- 平和をもたらす
- 健康を保つ
- 正しき道へ導く
- 真実
- 誠実
- 解毒
ラピスラズリの物語 〜 Lapis lazuli's Story
ラピスラズリは、紀元前5000年頃からすでにエジプトなどで「聖なる石」として
崇められていたようです。
ツタンカーメン王の黄金の棺に使用され、またチベット仏教では曼荼羅(マンダラ)の
顔料(ウルトラマリン)とされるなど「神聖な石」として人類に愛されてきた最古のパワーストーンの一つです。身に付けると、邪悪なものを排し、その人が真に成長するように導くと言い伝えれています。
古代ローマでは、ラピスラズリは憂鬱症を癒し、下剤としても効果があると信じられていました。
またラピスラズリの粉末は化粧品(最初のアイシャドウ)にも使われていたようです。
ラピスラズリの浄化方法 〜 Lapis lazuli's Purifying method
月光浴・ホワイトセージ・クラスターやチップでの浄化が適しています。
ラピスラズリは熱や酸・アルカリに影響を受ける可能性がありますので、日光浴や水での浄化は、
オススメいたしません。