マラカイト 〜 Malachite
英名 Malachite
和名 孔雀石(くじゃくいし)
主な産地 南アフリカ・ザイール・モロッコ・フランス・アメリカ・ロシア(ウラル地方)・コンゴ
成分 Cu2(CO3)(OH)2
結晶系 単斜晶系
光沢 金剛光沢〜絹糸光沢
モース硬度 3.5〜4.0 比重 3.9〜4.0
色 緑色
分類 炭酸塩鉱物
マラカイトは不透明な緑色のパワーストーンで、磨いたときに孔雀の羽に似た模様が出てくるところから、『孔雀石(くじゃくいし)』と名付けられました。
マラカイトは銅が変成したもので、人類が最初に銅鉱石として使用したのがマラカイトだといわれています。銅製品の表面に現れる緑青(ろくしょう)と成分が似ています。
人類との関わりも古く、紀元前4000年頃から採掘されてきたといわれています。
マラカイトは、古くは邪悪な魔法から幼児を守る守護石として使われてきました。
現在も魔除けのパワーストーンとして愛用され続けています。磨いたマラカイトは目のように見えるので「邪悪な目」から守るのに最高の効果があるといわれています。この効果は目の模様がハッキリしているほど、高いそうです。
マラカイトのキーワード 〜 Malachite Keyword's
- 魔除け
- 心身の癒し
- 直観力を高める
- 洞察力を高める
- 浄化
- 災いを未然に防ぐ
- 人からの悪影響を防ぐ
- 幼児を邪気から守る
マラカイトの物語 〜 Malachite's Story
マラカイトは人類にとって、最も重要な鉱物の1つです。紀元前4000年頃、マラカイトを火であぶると銅ができることが発見されたようです。鉱石から金属が精錬された最初の事例と伝えられています。
紀元前3000年頃からは、化粧品や顔料としても使用されています。
あのクレオパトラも、アイシャドウとして使っていたそうです。特に交渉事の際には必ず付けたといわれておりますので、邪気から身を守ることや、直観力・洞察力を高めるために付けていたとも考えられます。今日ではマラカイトのアイペイントには医学的にも眼病を防ぐ役割があったことが分かっています。
マラカイトの浄化方法 〜 Malachite's Purifying method
月光浴・ホワイトセージ・クラスターやチップでの浄化が適しています。
長時間の日光浴と水での浄化は、オススメいたしません。変色する場合があります。