ペリドット 〜 Peridot 8月の誕生石
英名 Peridot , Olivine
和名 かんらん石(かんらんせき)
主な産地 ブラジル・米国・オーストラリア・南アフリカ・ノルウェー・ミャンマー・秋田県等
成分 (Mg,Fe)2SiO3O4
結晶系 斜方晶系
光沢 ガラス光沢
モース硬度 6.5〜7 比重 3.3〜4.3
色 緑色・黄色・褐色等
分類 珪酸塩 / ネソ珪酸塩
ペリドットは8月の誕生石です。
ペリドットは鮮やかなオリーブグリーンが特徴の宝石です。
ペリドットという名前の由来は、ラテン語の『Oliva(オリーブ)』からきています。
古代エジプトでは『太陽の石』としてあがめられ、身分の高い人の装飾品にもなっていました。
ペリドットは地球の中心部分のマントルの主要成分で、火山の噴火などで溶岩に運ばれて地上に出てきます。『太陽の石』といわれるように『火』の性質を持った宝石である事は、間違いありません。
意外と知られいてませんが、ペリドットには強力な浄化作用があるといわれています。
(浄化とは汚れたものを綺麗にするということです)
そしてペリドット自身はの汚れは、自浄するともいわれています。これも『火』の性質のなせる業かもしれませんね。
ペリドットを身に付けると、明るく元気に幸せになれ、災いから守ってくれ、人間関係も円満に取り持ってくれるといわれています。
ペリドットのキーワード 〜 Peridot Keyword's
- ストレスを和らげ内面から美しくする
- 明るくポジティブに
- 人間関係を円満に取り持つ
- 災いから身を守る
- コミュニケーション能力を高める
- オーラを保護する
- 強力な浄化作用
- 精神の成長を促す
ペリドットの物語 〜 Peridot's Story
ペリドットの歴史は古く、紀元前1580〜1350年には、エジプト人によってペリドットのビーズが作られていた事がわかっています。
古代から中世ではペリドットは太陽のシンボルとして崇められ、その持ち主には王の威厳(いげん)を与えると古代ギリシャの書に書かれているようです。
古い宝石の割には残っている伝承は少ないようです。それだけ位の高い石であった事がうかがえます。残っている伝承としては『悪魔から身を守るためにペリドットを耳に付け、ロバのたてがみにも括り付け、また腕の周りに付ける』というものがあります。
ペリドットの浄化方法 〜 Peridot's Purifying method
どの浄化方法でも問題ありません。紫外線にも水にも強いので、ご安心下さい。
またペリドットは『太陽の石』ともいわれて、一説によると浄化が不要といわれています。
浄化というよりパワーチャージをするために、日光浴をさせるのが良いでしょう。
また水での浄化は、原石のみ適します。ブレスレットやストラップなどのアクセサリーになっている物につきましては、ワイヤーやゴム、その他のパーツの劣化につながりますので、オススメいたしません。