セラフィナイト 〜 Seraphinite
英名 Seraphinite
和名 斜緑泥石(しゃりょくでいせき)
主な産地 アメリカ・ブラジル・スウェーデン・スイス・スコットランド・カナダ・ロシア・ドイツ
成分 (Mg,Fe2+)5Al(Si3Al)O10(OH8)
結晶系 単斜晶系
光沢 ガラス光沢〜無艶
モース硬度 2.5 比重 2.6〜2.9
色 緑・青・帯黄色
分類 珪酸塩 / フィロ珪酸塩
セラフィナイトはクローライト(緑泥石)グループに属するクリノクロワ(Clinochlore)という鉱物の1種です。セラフィナイトという名前は、流通名です。
クリノクロアの名前の由来は、ギリシャ語の『chloros(黄緑色)』に由来しています。
セラフィナイトの名前の由来は、研磨した時の白のマーブル模様が、天使の羽のように繊細できれいな所から、『熾天使(してんし)セラフィム』からきているとされています。セラフィナイトは『天使の羽』とも呼ばれています。
セラフィナイトを持つと、周囲とのコミュニケーションを円滑にして、対人関係を良くするパワーがあるとされています。また、ラリマー・チャロアイト・スギライトと並ぶヒーリングストーン(癒しのパワーストーン)としても人気が高いパワーストーンです。
※セラフィナイトは硬度が2.5(爪で傷がつけられる)と非常に柔らかいため、アクセサリーとして使用する際は強度を高めるために樹脂を浸透させてあるものが一般的です。樹脂を浸透させてもパワー・効果に影響はないとされています。
セラフィナイトのキーワード 〜 Seraphinite Keyword's
- 人間関係を円滑にする
- コミュニケーション能力を向上させる
- 魔除け
- 心身の癒し
- 恋のキューピット
- 執着心を解く
セラフィナイトの物語 〜 Seraphinite's Story
セラフィナイトの語源になったといわれている、熾天使(してんし)は、天使の位階のひとつだそうです。5世紀頃のシリアの神学者 偽ディオニシウス・アレオパギタが定めた天使の九階級のうち最上とされています。
熾天使(してんし)のその姿は、三対六枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼で羽ばたくとされています。神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃える、などの意)天使の名が付いたようです。
セラフィナイトの浄化方法 〜 Seraphinite's Purifying method
月光浴・ホワイトセージ・クラスターやチップでの浄化に適しています。
セラフィナイトは硬度が柔らかいため、太陽光・水にはあまり強くありませんので注意が必要です。
日常、アクセサリーとしてお使いになる程度でしたら、太陽光・水に当てても問題ありません。
(アクセサリーになっているセラフィナイトは、一般的に強度を高めるために樹脂を浸透させてありますので、神経質になる必要はありません)