トパーズ 〜 Topaz 11月の誕生石
英名 Topaz
和名 黄玉(おうぎょく)
主な産地 アメリカ・ブラジル・ナイジェリア・ミャンマー・スリランカ・ロシアなど
成分 Al2SiO4(F,OH)2
結晶系 斜方晶系
光沢 ガラス光沢
モース硬度 8 比重 3.4〜3.6
色 無色・青・ピンク・褐色・黄・緑など
分類 珪酸塩 / ネソ珪酸塩
トパーズは、珪酸塩(けいさんえん)というグループに入る鉱物です。マグマ結晶化の最終段階で放出されるフッ素が豊富なマグマが、流紋岩(りゅうもんがん)などの隙間に入り込んで、トパーズが生成されます。
モース硬度は『8』ありますので、かなり硬い鉱物です。
(ちなみに水晶のモース硬度は『7』、ダイヤモンドは『10』です)
トパーズの名前の由来は、2説あります。
1つは紅海に浮かぶ孤島『トパジオス(現在のセントジョーンズ島)』説です。
トパーズが採れるこの島周辺は、よく霧がかかるため、船はいつも探さなければなりませんでした。
そのため、ギリシア語の「探し求める」という意味のトパジオスという名を充てたとういう説。
もう1つは、『火』を意味するサンスクリット語『topazos』を充てたという説です。
トパーズの和名は『黄玉(おうぎょく)』です。
その名の通り、黄〜茶褐色系の色が有名ですが、ブルーやピンク・グリーン・無色の物もあります。
無色の物はブリリアンカットすると、ダイヤモンドと見間違えるほどよく輝き、昔はよく間違われていたそうです。
パワーストーンとしてのトパーズは、憂鬱を払って心に平穏をもたらし、創造的インスピレーションを
活発にしてくれるといわれています。
トパーズのキーワード 〜 Topaz Keyword's
- 悪いものから身を守る(魔除け)
- 直観力
- 洞察力
- 憂鬱を払う
- 希望
- 必要なものを引き寄せる
- 豊かさに導く
- 恋を育む
トパーズの物語 〜 Topaz's Story
トパーズは、古くから暗闇に光をもたらす神秘の石として崇められてきました。
トパーズを身に付けていれば夜の恐怖や、悪魔の罠から逃れることができると信じられていたようです。また暗い状況に希望を与えてくれるとも。
また古い時代の書物には、目薬のような使われ方をしていたとあったため、予知能力を磨く効果があるとの説もあります。
トパーズの浄化方法 〜 Topaz's Purifying method
月光浴・水・ホワイトセージ・クラスターやチップでの浄化に適しています。
太陽光に長時間あてると、退色する場合がありますので、オススメいたしません。
(日常、アクセサリーとしてお使いになる程度でしたら、太陽光に当てても問題ありません)
また水での浄化は、原石のみ適します。ブレスレットやストラップなどのアクセサリーになっている物につきましては、ワイヤーやゴム、その他のパーツの劣化につながりますので、オススメいたしません。