期待の新人作家 柚月裕子さんの2作目『最後の証人』をご紹介します。
書評家の茶木則雄氏に「デビュー二作目でここまで進化した作家を、私は知らない」とまで言わしめた、最高の法廷ミステリー作品をお楽しみ下さい!
以下に、出版社からの紹介文を掲載します。ご参考にして下さい。
元検察官の佐方貞人は、刑事事件を専門に扱うやり手弁護士だ。
そんな佐方の許に、かつて在籍した地検の所在地で起きた殺人事件の弁護依頼が舞い込む。高層ホテルの一室で起きた刺殺事件。物的証拠、状況証拠ともに、依頼人が犯人であることを示していた。男女間の愛憎のもつれが引き起こした悲劇。世間やマスコミの誰もが、依頼人に勝ち目はないと見ていた。しかし佐方の、本筋を見抜くプロの勘は、これは単純な事件ではないと告げていた。敗戦必至の弁護を引き受けた佐方に、果たして勝算はあるのか。やがて裁判は、誰もが予想しなかった驚くべき展開をみせる…。
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