2011年8月27日公開予定の映画『神様のカルテ』の原作本をご紹介します。
2010年の本屋大賞でも2位になった作品です。
先日、『星守る犬』の試写会に行ったときに見たトレーラーで、素晴らしい作品だと初めて気づきました。(汗)
2009年の発売以来、店頭でづっと売れ続けているのも納得です。
この作品の主人公は、特に優秀でもない普通のお医者さんです。著者の夏川草介さんは、実際に長野県で現役のお医者さんで、医療現場の苦悩を描きつつも、生命とはなにか?生きるとはなにか?を考えせられる作品です。
今の生活に行き詰まりを感じておられる方に、是非読んでいただきたい作品です。
読み終わると、とても心が温かくなります。笑って、そして泣けます。
映画 『神様のカルテ』 予告
以下に、出版社からの紹介文を掲載します。ご参考にして下さい。
栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。
ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。第十回小学館文庫小説賞受賞作。
出版社:小学館 単行本:208ページ 発売日:2009/8/27
商品の寸法:19 x 13.2 x 1.8 cm
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