のと鉄道 七尾線 旧能登線 /  橋本俊一 著 高樹屋

奥能登の交通史・現状、そして未来へ

のと鉄道 七尾線 旧能登線 /  橋本俊一 著 高樹屋

2006年までに全車廃車 のと鉄道 NT100形気動車ミャンマー国鉄に譲渡されたり、穴水駅0番線・蛸島駅・藤波駅付近などに保存されています。

 今回ご紹介する書籍
『のと鉄道 七尾線 旧能登線』は、奥能登の交通史・現状が、写真や鉄道路線図なども織り交ぜながら、丁寧にまとめられた書籍です。

のと鉄道は、国鉄改革にともない第3次特定地方交通線(廃止路線)に選定された能登線を引き受けるために設立された、石川県・北國銀行・能登町などが出資する第三セクターの鉄道事業者です。

2006年までに全車廃車 のと鉄道 NT100形気動車ミャンマー国鉄に譲渡されたり、穴水駅0番線・蛸島駅・藤波駅付近などに保存されています。

のと鉄道 能登線の営業開始が昭和63年3月25日で、平成17年4月1日には廃線となっております。

七尾線は営業開始が平成3年9月1日で、平成13年4月1日には穴水 – 輪島間が廃線となってしまいましたが、平成24年1月現在も営業中です。

 最盛期には、28両もの車両が在籍しておりました。


現役車両 のと鉄道 NT200形気動車2005年3月25日から七尾-穴水間で運行を始めた。

路線の縮小により、2012年現在在籍するのはNT200形 7両のみとなっております。

本書にはこのような、のと鉄道の歴史や、車両の紹介、そして能登半島地震の際の被害状況なども書いてあります。

 本書は著者の橋本さんが、自ら関係者に取材を重ね、ご自身で撮影された写真と年表などがふんだんに盛り込まれた書籍です。資料としても、貴重な1冊となっております。

こちらの本を実際にお読みいただいたお客様の声をお聞きください

三重県鈴鹿市 I・M様

書店経由では、あまり流通していない本書ですが、当店とご縁をいただきまして、ご紹介させていただけることになりました。

のと鉄道にご興味をお持ちのあなた様はもちろん、のと鉄道を通して地方の鉄道の今後のあり方にご興味のあるあなた様にも、オススメの1冊です。

出版社:高樹屋 発売日:2009/6 寸法:B5サイズ ページ数:132ページ 

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