超訳 越登賀三州志 /  富田景周 著 日置 謙 校 中島光正 訳 能登印刷出版部

越登賀三州志の現代語訳

 今回ご紹介します「超訳 越登賀三州志」は、「加能史料 戦国 Ⅲ」(加能史料編纂委員会 編 石川史書刊行会・巌南堂書店 平成15年)所収の、『越登賀三州志』の一部分を現代語訳した本です。

越登賀三州志の現代語訳 ハードカバーで正本も上質でしおり付き。

 越登賀三州志とは、江戸時代後期に加賀藩士 富田景周が著した加賀・能登・越中の三州の古代から江戸時代にかけての歴史書です。

石川県・富山県の歴史・郷土史を知る最初の手がかりの書とされていてます。


越登賀三州志の現代語訳 300ページ近い大著です。

 訳者の中島氏は内科医でもあられます。

医業のかたわら、少しでも多くの方に、郷土史に親しんで欲しいとの思いから、現代語訳をたゆまず続けられ、平成23年11月に90歳近いご高齢で発刊に漕ぎ着けられたと聞いております。


 石川県・富山県の歴史・郷土史に親しむ書として、また原書「越登賀三州志」の入り口の書として、是非お手元に置いていただきたい一冊です。

著者:富田景周 校正:日置 謙 訳者:中島光正 出版社:能登印刷出版部
発売日:2011/11/1 寸法:13.5cm × 19.5cm ページ数:279ページ

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